与那国島の紹介

日本最西端の島、与那国島。

台湾からわずか111km、日本最西端の島です。

島内は昔ながらの沖縄の風情が色濃く、方言や祭りなど独特な文化を持ち、エキゾチックな雰囲気も漂います。

近年では、テレビドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地となり、その名が知られるようになりました。

与那国島の地図
ヨナグニウマ

与那国島東端にある岬。

断崖絶壁をなし、白い灯台が建てられています。

一帯は緑の芝生が広がる牧草地で、牛や 与那国島の在来馬「ヨナグニウマ」が放牧されています。

晴れた日には、東方に西表島(いりおもてじま)が遠望できます。

立神岩

島の南東部にある景勝地、サンニヌ台の南の海中に垂直にそそり立ち、神聖な岩としてあがめられています。

昔、ある若者が海鳥の卵を採りに立神岩の頂上まで登り、下りることができなくなって神に祈ったところ、無事サンニヌ台に戻ることができた、という伝説が残されています。

立神岩
日本最西端の碑

晴れた日には台湾が一望できる、日本最西端の岬。

岬には展望台と灯台、「日本最西端の碑」が建てられています。

展望台からは島全体がパノラマ状に見渡せ、黒潮の流れや、沈みゆく夕陽を満喫できます。

ティンダバナ

島のほぼ中央に位置する標高85mの天然の展望台。

集落や東シナ海の眺望はもちろんのこと、月の出を最も美しく眺めることができるスポットです。

岩陰には豊富な湧き水が出る泉があり、神聖な水として島の祭事に使われます。

ティンダバナ
志木那島診療所(Dr.コトー診療所のロケ地)

与那国島は、2003年から放送され大人気を博したテレビドラマ『Dr.コトー診療所』のロケ地でもあります。

撮影で実際に使用されたセットを見学することができ、待合室や入院室などもそのまま残されています。

驚くほど作り込まれたロケ地のセットは、ドラマのファンならずともきっと楽しめるはずです。

長命草

海沿いの岸壁に根を張るせり科の植物。

与那国島では古くから健康長寿を願う儀式や、五穀豊穣を祈る神事などに使われてきました。

食物繊維、ミネラル、ビタミンが豊富に含まれ、 現地では天ぷらなどにして日常的に食べられています。

カンダイイユ(カジキの干物)

黒潮の恩恵を受け、カジキ漁獲高日本一を誇る与那国島。

現地では、主に刺し身や漬け丼などで食べられ 「カンダイイユ(カジキの干物)」は お土産として人気です。

毎年7月には、国際カジキ釣り大会が行われ 大物のカジキを求めて多くの腕自慢が集まります。

カンダイイユ(カジキの干物)