美味だが超危険!色も怖いヤシガニについて紹介します

与那国島在住のきしころです。

皆さん【ヤシガニ】をご存知でしょうか?

画像や動画で見たことは合っても、実際に見たことがある人は少ないかもしれません。

そんなヤシガニについてヤシガニシーズンは現地でほぼ毎日見ている僕が、ヤシガニについて解説していきます。

目次

ヤシガニとは

与那国島で撮影したヤシガニ

ヤシガニは【カニ】とついていますが実はヤドカリの仲間。

地球上に存在する節足動物では最大級の大きさを誇る、禍々しいビビットカラーの食べれる生物です。

ヤシガニの寿命

ヤシガニの寿命は50〜60年程度と言われています。

犬や猫と比べても結構長生きですね笑

石垣では2014年にヤシガニ保護条例が制定され、2017年には沖縄県レッドリストに置いて絶滅危惧II類に指定されている状況です。

沖縄本島では一度絶滅したと思われていたものの、2010年頃に約700匹の生息を確認しているそうです。

オーストラリアやチリのイースター島、マダガスカル等では絶滅を確認。今後は保護対象となっていくのでしょうかね。

同じ絶滅危惧II類としてはヨナグニサンも指定されています。こちらもレアなので与那国にきたらぜひ探してみてください。

僕が与那国で目撃したヨナグニサンについては「まるで鳩?世界最大級の蛾ヨナグニサンを与那国で目撃」にて解説しています。

ヤシガニの挟む力は甲殻類最強

ヤシガニのハサミに指を挟まれたら吹き飛びます。

なのでヤシガニの捕獲時は超気をつけることが大事(与那国での捕獲はOK)

ヤシガニは体重の約90倍程度の力で挟むことができ、ライオンの噛む力にも匹敵するそうです。

ヤシガニそばは超美味しい

ヤシガニそば

与那国ではヤシガニを食べる人が結構な数います。

僕も移住してから何度か現地の方の家でヤシガニでとった出汁でそばを頂いていますが、めちゃくちゃ美味しいです。

二日酔いの翌日に飲みたいあの味がします笑

ヤシガニは雑食性のため、口に入るものなら腐った肉でも土葬された人間でも食べてしまいます。ちなみに熟したアダンが大好物だそう。

この習性からヤシガニそのものには毒がないのですが、ヤシガニが食べたものによってはヤシガニに毒が蓄積されている場合があります。

なので与那国でヤシガニを捕まえて自分で調理するのは避けたほうがよいでしょう。中毒症状は嘔吐や吐き気、しびれ等重症ではありませんが、せっかくの旅行が台無しになってしまいます。

また、毒を持ったヤシガニは茹でても赤くならないという言葉がありますが、科学的根拠がなく迷信なのでこちらも気をつけましょう。

洞窟にヤシガニは大量生息している

与那国@遊では洞窟ツアーを毎日開催しており、洞窟内でのヤシガニ出現率は99%を誇ります。

洞窟内には入る人も限られているため、捕獲される可能性が低く大きなヤシガニをみることができるのが特徴。

僕が最初にヤシガニをみたのも洞窟の中だったのですが、いきなり現れたバカでかいカニにめちゃくちゃびっくりしたのを覚えています。

ヤシガニを飼うこともできる

与那国ではヤシガニを飼っている人が何人か見当たります。

しかし木登りも得意な上に逃げ出してしまうとかなり危険なので飼うのはおすすめしないです笑

ぜひ与那国に来る際は飲食店にヤシガニを出せるか聞いてみてください。

この記事を書いた人

1992年生まれ
出 身:愛知県名古屋市
前 職:SNSマーケティング
「日本全国を旅して行き着いた先が、ここ与那国島。
特にここの洞窟は与那国の中でも大自然を感じられる場所。
ゆくゆくは洞窟に住みたいと思っています!
与那国洞窟探検ツアーの為に鍛え上げた身体とメンバー1のハイテンションでみなさんをエスコートします!」

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